高速道路「全面統制」させた一匹の猫…「安全に救助」=韓国
高速道路「全面統制」させた一匹の猫…「安全に救助」=韓国
1匹の猫のために韓国・慶尚北道のある高速道路が一時的に統制された。道路を完全に統制したわけではなく、「トラフィックブレーキ」を活用した事例だ。

 17日、慶北警察は公式フェイスブックに先月、軍威高速道路中央分離帯に「猫が座っている」という通報を受け、トラフィックブレーキを活用して交通を統制した後、猫を救助したと明らかにした。

 当時、猫は軍威高速道路の22キロ地点で発見された。高速道路パトロール隊は猫を救助するために接近したが、猫が反対車線に逃げたため危険な状況が発生したという。

 慶尚北道警察は、トラフィックブレーキを活用して双方向の道路を統制した後、安全に猫を救助したと伝えた。トラフィックブレーキは、2次的な事故を防ぐために、パトカーなどの緊急車両が車線を移動しながら走行し、意図的に渋滞を誘発する方法で、パトカーが車線を移動しながらジグザグに徐行し、他の車両が徐行するようにする。韓国では2016年12月に導入された制度だ。警察が徐行して渋滞を誘発する場合、車両は指示に従って徐行しなければならない。パトカーを追い越した場合、信号指示違反で乗用車基準反則金6万ウォンと罰点15点が賦課される可能性がある。

 警察は「迅速な対処で先制的に事故を予防することができた」と伝えた。

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