尹大統領は、英国訪問を控えた20日に公開された英日刊紙“デイリー・テレグラフ”とのインタビューで「東アジアの自由・平和・繁栄を増進させるため、中国は重要な役割を担っている」とし「中国は、国連憲章と国連安保理決議はもちろん、他の国際規範を露骨に違反している北朝鮮およびロシアと3者協力を目指すのは、国際的名声と立場においてプラスにならないということを考慮するだろう」と語った。
尹大統領はこの日、英国への国賓訪問とフランス・パリ訪問のため、韓国を旅立った。尹大統領は20~23日に英国ロンドンを訪問、23~25日にはフランス・パリを訪問した後、26日ソウルに到着する。
尹大統領は、露朝間の軍事協力について「北朝鮮がロシアに武器を提供すれば、ウクライナ戦争が長期化し人的被害が増えるだろう」とし「ロシアがその代価として北朝鮮に軍事技術を提供すれば、韓国の安保と域内の平和に対する脅威行為となるだろう」と語った。
つづけて「露朝軍事協力は国連安保理決議に対する重大な違反であり、朝鮮半島はもちろん北東アジアそしてヨーロッパの平和を脅かす挑発行為だ」とし「韓米日が積極的に対応する」と警告した。
また「世界がウクライナ戦争やイスラエル-ハマス間の武力衝突・露朝軍事協力・南シナ海問題・伝染病・気候危機など複合危機(Polycrisis)の時代に直面した」とし「英国との安保協力を強化しなければならない」と求めた。
一方、尹大統領は「チャールズ3世国王の戴冠式以降、初めて国賓招請を受けた国が韓国であるのは、英国がインド太平洋地域で韓国を戦略的パートナーとして重要視していることを意味する」と語った。
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