呉市長はこの日、フェイスブックの文章を通じて「本日の午前、出勤時間帯に全障連がまた地下鉄運行妨害デモを行った。彼らはこの間『弱者』を掲げ、数十回も地下鉄とバスの運行を妨げた。出勤時間帯の公共交通機関を妨げる行為は他人の生存権を否定する社会的テロに他ならない」と指摘した。
続いて「自分たちが主張する予算反映を要求し、他の市民の権利をむやみに侵害する全障連は事実上ゆがんだ強者だ。彼らのような行動が社会的に容認されると非常に悪い前例が残ることになるだろう。他人の権利を侵害してでも目的さえ達成すればそれでよいとする価値が拡散すると、私たちの社会は成り立たない」と主張した。
さらに「前任市長の時期、全障連のデモに参加する障がい者たちには日当まで支給する予算を作ったが、今やそのようなことも中断された。社会的秩序を崩す行為にはいつでも断固として対応する」と述べた。
呉市長は「全障連の主張と関係なく、ソウル市は社会的弱者を最優先的にサポートする。来年予算が1兆5000億ウォン(約1720億円)も減る緊縮基調の中でも市長として意志を示し、福祉予算を4000億ウォン(約459億円)以上増額した。ソウル市は温かく対応する」と付け加えた。
なお、全障連はこの日の午前、ソウル地下鉄2号線シチョン(市庁)駅の乗り場で「障がい者移動券予算を増額反映してほしい」と政府に要求し、約2か月ぶりに‘出勤時間帯の地下鉄乗車’集会を開いた。
全障連は「企画財政部にも具体的予算案と法律案を伝えて返事を待ったが、ユン・ソギョル(尹錫悦)政府からの応答はない。予算決算委員会日程が残っているのに企画財政部の同意なしには増額できない状況だ」として集会再開の理由を明らかにした。
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