新婚1000人が被害に…ウェンディング映像会社が費用だけもらい「タイに逃亡」＝韓国

韓国のプサン（釜山）にある有名ウェンディング映像会社の代表が、顧客から撮影費用だけを受け取り海外に逃亡したことで、警察が捜査に乗り出した。

21日、韓国の通信社“聯合ニュース”によると、釜山のササン（沙上）警察署は詐欺の容疑で逃亡中のウェンディング映像会社代表に対し、インターポール（国際刑事警察機構）に国際指名手配を要請するため警察庁に申請した。

この代表は新婚カップルから撮影費用だけを受け取った後、ことし7月にタイに逃亡した容疑を受けている。

このような被害を受けた被害者は1000人に達するものとみられている。

このうち警察に告訴状を提出した被害者は352人で、被害金額は1億5000万ウォン（約1715万円）に達する。

警察の関係者は「タイに逃亡した代表に対し逮捕令状が発布されている状態で、パスポートの無効化措置をとった」とし「国内で被害者が続出していることから、警察庁にインターポール国際指名手配の必要性を伝えた」と語った。