韓国のキム・ゴン(金健)朝鮮半島平和交渉本部長はこの日の午前、米国務省のジョン・パク北朝鮮担当特別副代表および鯰博行北核首席代表と3者電話協議を行ない、前日(21日)の北朝鮮によるいわゆる軍事偵察衛星発射に対する3か国協力方案を話し合った。
3か国の首席代表は「今回の発射が、弾道ミサイル技術を活用した北朝鮮のいかなる発射も禁止する国連安保理決議を正面から違反したもので、朝鮮半島と北東アジアの平和安定に対する脅威だ」として、これを強く糾弾した。
特に、3か国の首席代表は「北朝鮮が予告した発射期間の1時間以上前に欺瞞(ぎまん)的な発射を敢行したもので、これまでの2度にわたる発射につづき今回も航空機・船舶などの安全を重大に脅かした」として、深い懸念を示した。
3か国の首席代表は「北朝鮮のいかなる脅威や挑発も通じない」とし「北朝鮮が挑発を繰り返すほど、日米韓と国際社会の対北協力は一層強化され、北朝鮮の安保と経済は一層ぜい弱になるだろう」と強調した。
つづけて「日米韓間の緊密な協力を基に、国際社会との協力を通じて北朝鮮の不法な挑発に対し必要な対応措置をとっていく」と伝えた。
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