韓国対中国の試合で、フリーキックに臨む李康仁の体に中国サポーターが向けたレーザー光線が当たっている=21日、深セン(聯合ニュース)
韓国対中国の試合で、フリーキックに臨む李康仁の体に中国サポーターが向けたレーザー光線が当たっている=21日、深セン(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2026年サッカー・ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選は21日、中国・深センでC組の第2戦が行われ、韓国が中国を3―0で下した。現地ではスタジアムの約4万席が埋まるほど高い関心を集めたが、ピッチ上の韓国選手の目にレーザーポインターを向けるという中国サポーターのマナー違反がひんしゅくを買った。

 試合中、フリーキックに臨もうとする李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)の顔、首、肩周辺に緑色のレーザー光線が当てられる場面がたびたび捉えられた。孫興ミン(ソン・フンミン、トットナム)がPKの準備をしているときにも同じ色のレーザー光線が向けられた。

 だが、孫は中国サポーターのけん制にもひるむことなく2ゴール1アシストと活躍。李も孫の2得点目につながったクロスを上げ、Aマッチ4試合連続で攻撃ポイントをつくった。

 韓国の対中国戦の通算成績は22勝2敗13分けとなっている。


Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40