尹大統領は、チャールズ3世国王とともに英国王室の象徴である金色の馬車に乗り宮殿へと移動するなど、最高レベルの歓迎を受けた。
尹大統領はこの日、バッキンガム宮殿で開催された国賓晩餐会で「韓国と英国は、自由を守るため血を交わした血盟の同志だ」とし「われわれが未来のため共に進むことのできる理由が、まさにここにある」と語った。
つづけて「韓国は1883年に欧州の中で初めて英国と修好通商条約を結び、これまで変わることのない強固な友情を築いてきた」とし「1950年にわれわれが共産侵略を受け国運が危機に陥った時、約8万1000余人の英国兵士たちが韓国の自由を守るため遠くから駆けつけてきた」と語った。
また尹大統領は、朝鮮戦争に2度も参戦した英国兵士について言及し「英国将兵たちの貴い犠牲により、韓国は政治的に自由で経済的に繁栄し文化的に隆盛した国に成長することができた」と強調した。
チャールズ3世国王は韓国語で「英国に来られたことを歓迎します」と語り、晩餐のあいさつを始めた。
チャールズ3世国王は「英国にダニー・ボイル(映画監督)があり韓国にはポン・ジュノがあり、英国にジェームズボンド(映画)があり韓国にはイカゲームがあり、英国にレットイットビー(歌)があり韓国にはBTSのダイナマイトがある」とし「残念ながら私は、セジョン(世宗)大王のように全く新しいアルファベット(ハングル)を作ることはできないようだ」と語った。
この日の国賓公式歓迎式の日程は、ウィリアム皇太子夫妻が直接尹大統領夫妻の宿所に出向くことから始まった。尹大統領夫妻はウィリアム皇太子夫妻と歓談を交わした後、英国王室専用の儀典車両に乗り、公式歓迎式場であるホース・ガーズ広場に移動した。
チャールズ3世国王夫妻が広場で尹大統領夫妻を迎え、その後英国王室の象徴である金色の馬車に乗りバッキンガム宮殿に移動した。
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