スマートMFCは無人運用となる。販売者にとっては、物流会社に依頼して郊外にあるターミナルまで物品を送ってもらう過程を省略でき、早朝配送のようなスピード宅配も可能となる。さらに近郊の地域住民とガソリンスタンドの顧客にとっては、生活用品の保管や受け取りサービスといった生活密着の物流サービスが利用できる場となる。
これに先立ち昨年9月、同社はソウル市と提携し、韓国国土交通部主催のデジタル物流サービスの実証事業に応募。最終的に選抜され、同11月から内谷ガソリンスタンドの敷地に自動化設備を導入してきた。
韓国初となるスマートMFCは、宅配の受け取りスペースや物流倉庫を合わせた従来とは異なる施設と、スマート物流施設やロボット、ドローンを使った配送など次世代の物流機能を集約した事業だ。施設内に配置された6台のロボットは、1日3600個の物品を処理する。
GSカルテックスはスマートMFCの運用で発生する収益の50%をソウル市に還元し、生活密着型の物流体系の構築を進めていく予定だ。
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