飛行中“旅客機”の非常ドアを開けようとして「逮捕」…20代の「麻薬使用者」=韓国
飛行中“旅客機”の非常ドアを開けようとして「逮捕」…20代の「麻薬使用者」=韓国
韓国で、ヒロポンを使用した後に飛行中の旅客機で非常ドアを無理やり開けようとした20代の女性が警察に逮捕された。

インチョン(仁川)国際空港警察団は23日「航空保安法違反と麻薬類管理法違反の疑いで、容疑者A(26歳女性)を逮捕し調査している」と明らかにした。

容疑者Aは前日(22日)午前2時ごろ、米ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港から出発し仁川国際空港へと向かう大韓航空の旅客機で、非常ドアを無理やり開けようとした容疑を受けている。

容疑者Aは、旅客機が出発してから10時間後である前日の昼12時頃、機内で突然不安症状をみせ、幾度も非常ドアを開けようと試み、乗務員たちに取り押さえられた。

警察は前日午後6時ごろ、仁川国際空港に到着した容疑者Aに任意同行を求めて調査し、簡易試薬検査の結果、麻薬の陽性反応が出たことで緊急逮捕した。

警察は容疑者Aの犯行経緯をさらに捜査する一方、使用した麻薬の種類や量などを確認するため、国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼した。

韓国ではことしの6月にも、ヒロポン中毒の10代男性が飛行中のチェジュ航空旅客機で非常ドアを開けようと暴れたことで摘発されている。

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