イ・ドウン報道官は同日、書面ブリーフィングを通じて「尹大統領は晩餐に参加した各国大使およびBIE代表団一人一人と個別に写真撮影を行い、出席者に感謝の意を表した」と明らかにした。
尹大統領は晩餐会のあいさつで、「大韓民国は1948年、自由民主政府樹立直後から国際機関と緊密に協力してきた。特に1950年6月にユネスコに加盟して数日も経たないうちに共産勢力の侵略で朝鮮戦争が勃発した時、真っ先に韓国に助けの手を差し伸べてくれた国際機関がユネスコだった」とし、「ユネスコの支援で教育を受けたその子供たちが育ち、『漢江の奇跡』を成し遂げた」と述べた。
尹大統領は「今や国際社会は大韓民国が収めた経済と政治の成功だけでなく、韓国文化の躍動性にも注目している」とし「韓国政府は文化産業の発展政策を多くの国と共有しており、各国の大切な文化遺産を世界遺産に登録する動きも積極的に支援している」と強調した。
続けて「大韓民国は2030釜山世界博覧会を開催し、国際社会に対して責任ある寄与を尽くそうと思う」として「大韓民国は教育に邁進し、科学を育成し、文化の花を咲かせながら成長の歴史を書いてきており、このような経験は世界中どこの国でも実現できる」と訴えた。尹大統領は「大韓民国は『釜山イニシアチブ』を通じて、開発の経験を国際社会と共有し、気候変動、グローバルサウス問題のような人類が直面している挑戦を共に解決していく先頭に立とうと思う」と付け加えた。
現場に参加した各国の関係者らは、「2030万博誘致に向けた大韓民国の意志と、韓国と釜山の文化の力を改めて確認できる機会になった」とし、「特に釜山万博が文化間対話と相互多様性に対する理解の新しい場になりうるという点に基づき、国際社会への貢献と平和構築を掲げた大韓民国の努力が非常に印象的だ」と評価したと、イ報道官は伝えた。
同日の行事に参加したフルール・フェルラン元フランス文化部長官は、「釜山を支持しなければならない2つの理由がある」とし、「一つは自由民主主義の価値を国際社会にさらに拡散させるためであり、もう一つは韓流というソフトパワーの肯定的な影響力を認識し拡散するためだ」と話した。
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