4年ぶりに開かれる「日中韓外相会議」…「日中韓首脳会議」開催の日時や議題などを協議

日中韓の外相が4年ぶりに一堂に会する。韓国が議長国である日中韓首脳会議開催を協議する最終段階である今回の会議で、3か国の協力・発展や国際情勢など幅広い意見を交換する予定である。

韓国外交部（外務省）は24日「第10回日中韓外相会議が26日にプサン（釜山）で、パク・チン（朴振）外相の主宰により開催される」と公式に発表した。

今回の会議のため、上川陽子外相と王毅（おう・き）中国共産党中央政治局員兼外交部長が訪韓する。

3か国の外相会議は、2007年6月のチェジュ（済州）第1回会議から2019年8月の北京第9回会議まで続いたが、その後は新型コロナウイルス感染症の影響で開かれず、今回の会議により4年ぶりに再開されることになる。

今回の会議では、日中韓首脳会議開催の日時や議題などが話し合われる。

韓国政府は年内の首脳会議開催を目指して推進してきたが、「首脳間の日程を踏まえると、物理的に困難だ」という見方が支配的である。そのようなことから早ければ来年初め、遅くとも来年前半には首脳会議を開催できるよう調整する可能性が高い。

一方、今回の会議を機に、中韓・日韓間の外相会談も開催される。