自叙伝制作サービスが提供開始、高齢化によるニーズを反映＝韓国

コンテンツ制作を手掛けるスタートアップ、コンテンツファクトリーがこのほど、ライフ・ヒストリーや自叙伝の制作を行う「プローション（Plotion）」をのサービスを開始したと発表した。

「プローション」は高齢者の増加により、人生を記録する自叙伝やライフ・ヒストリーの制作に対する関心が高まっている状況を反映したサービスだ。ライターや編集者が依頼人をインタビューし、これを簡潔にまとめる。制作費用は100万ウォン（約11万4918円）。従来の自叙伝制作に、少なくとも1000万ウォン（約114万9189円）かかっていたのと比べると、非常に安価に制作できることが分かる。

「プローション」は自叙伝制作の発行における最大の障壁が制作費だと判断し、費用を抑えるために制作プロセスを見直し出版方式を紙ではなく電子とした。

商品は3つ。もっとも安価な「ライフ・ストーリー標準型」は計30ページからなる。さらに詳しい内容を希望する場合は50ページの「ライフ・ストーリー拡張型」、個別のニーズに合わせて制作する「ライフ・ストーリー注文型」も選べる。

制作物は電子書籍の形で購入者に送られるほか、同社のサーバーとサイト内に保管、掲示される。依頼人はサイトにスマホやパソコンでサイトに接続すればどこでも閲覧できるほか、メッセージアプリ「カカオトーク」などで簡単に共有もできる。