発表まで残り4日、尹錫悦大統領が釜山エキスポ誘致に向けてラストスパート...「渾身のトップ外交」
発表まで残り4日、尹錫悦大統領が釜山エキスポ誘致に向けてラストスパート...「渾身のトップ外交」
フランス・パリを歴訪中の韓国ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は、2030プサン(釜山)世界博覧会(エキスポ)誘致のための「ラストスパート」に入った。

韓国大統領府のキム・ウネ広報首席は24日(現地時間)、パリ現地のプレスセンターで記者会見を開き、「尹錫悦大統領は70年前に戦争の廃墟から立ち上がり、奇跡的な発展を遂げた大韓民国がこれまでの経験をもとに国際社会に責任ある一員として人類が向き合った課題をともに解決していくことができる最適なパートナーであることを強調するだろう」と発表した。

尹錫悦大統領は国際博覧会機構(以下、BIE)があるパリで、加盟国代表団を相手に2030世界博覧会(エキスポ)釜山誘致のために、最後の外交戦を繰り広げる予定だ。2030年のエキスポ開催地は28日、BIE総会において182か国の加盟国の匿名投票によって決定される。

尹錫悦大統領は前日、パリに到着してBIE代表の招請晩さん行事に出席し、パリ駐在の外交団およびBIE代表団と会って、釜山エキスポ誘致への支持を要請した。

キム・ウネ広報首席は「(尹錫悦大統領は)未来世代のための和合と連帯のプラットフォームとして国家間の格差を減らし、人類の持続可能な繁栄の土台を作り出すという釜山エキスポの精神とビジョンを紹介するだろう」と説明した。

続けて、「パリで本格的に始まった尹錫悦大統領の誘致戦は、韓国の地位を誇る競争の舞台ではなく、すべての参加者が思う存分に固有の文化と伝統を披露する疎通エキスポとして、また未来世代をひとつにつなげる出会いの場として釜山を知らせる総力戦になるだろう」と付け加えた。

また、「きょう数えてみると残り4日だ。最終発表まであとわずか100時間余りとなった」とし「各国外交団とBIE加盟国代表に向けた釜山エキスポ支持の呼びかけと要請、チームコリアとともに1分1秒を惜しまず注ぐ尹錫悦大統領による渾身(こんしん)のトップ外交は、この時刻現在も進行形だ」と強調した。
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