「韓国人19人監禁」ミャンマー黄金の三角地帯、旅行禁止発令
「韓国人19人監禁」ミャンマー黄金の三角地帯、旅行禁止発令
韓国政府が、最近韓国人19人が不法企業に監禁され、その後解放されたミャンマーゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)地域などに対し、旅行禁止令を下した。

外交部(外務省に相当)は24日、パスポート政策協議会パスポート使用政策分科協議会の審議・議決を経て、このような内容の国別旅行警報段階調整結果を発表した。

これに伴い、韓国時間の来る25日午前0時(ミャンマー時間24日午後10時)からミャンマーシャン州北部、シャン州東部、カヤー州に「旅行禁止」に該当する旅行警報4段階が発令された。

旅行警報制度上、最高段階の「4段階地域」に韓国国籍を持つ国民が滞在するには、政府から別途例外的パスポートの使用許可を受けなければならない。許可されない場合、外交部でパスポート法違反の疑いで告発することができ、これにより刑事処罰を受ける可能性もある。

シャン州北部とカヤー州は、軍部と少数民族武装勢力間の戦闘が激化していると外交部は説明した。

続いてシャン州東部は就職詐欺・麻薬などの犯罪が増え、国民保護のため、滞在を禁止する必要があると判断したと伝えた。

特にシャン州東部は最近、韓国人19人が現地の不法企業によって監禁された後解放されたゴールデントライアングルのミャンマー側地域に該当する。ゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)はミャンマーとラオス、タイ3カ国の国境山岳地帯をいう。

外交部は「ミャンマーの場合、今回指定された旅行禁止地域以外の地域も治安状況が不安であるため、訪問・滞在を控えていただきたい」と付け加えた。

また外交部は、韓国人対象就職詐欺被害が持続的に発生するラオス北部のいわゆる「ゴールデントライアングル経済特区」について、既存の特別旅行注意報(2.5段階)から旅行警報3段階に格上げした。

また、新型コロナウイルス防疫緩和傾向を反映し、台湾やチェコなど情勢・治安が良好な57カ国に対する旅行警報は一括解除した。

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