22日、あるオンラインコミュニティに「鍾路の屋台の実態」というタイトルの文章がアップロードされた。その文章によると、筆者のAさんが訪れた屋台では、料理を2種類以上注文しなければ席に座ることができなかったという。料理の値段はすべて2万ウォン(約2300円)の均一価格だった。カード決済は不可で、現金払いのみを受け付けていた。
海産物が好物のAさんは生がきを注文した。すぐに出てきた生がきを見たAさんは戸惑いに言葉が詰まった。Aさんが公開した写真を見ると、皿の上に酢コチュジャンと唐辛子、ニンニクなどが添えられた生がきがたった7個だけ載っていた。Aさんは「1個3000ウォンの生がき」と書き込み「生まれて初めて見た値段だ」と続けた。
さらに大きな問題は衛生面だった。Aさんは「席が内側だったので、生がきを取り出す時からすべて見えていたが、包装を開けてそのままタレをのせてすぐに私たちのところに運んで来た。全く洗浄しておらず、海水の味がした」と語った。
彼は続けて「食材を保管している冷蔵庫は悪臭がした」と語り、「言葉では言い表せない臭いが漂っていた。とてもその場に座っていることができず、料理を少しだけ食べて店を出た」とうんざりした様子を伝えた。
先立って16日、広蔵市場の屋台で1万5000ウォン(約1720円)で非常に少ない量のチヂミの盛り合わせを出し、その上追加注文まで強要した事実が広まり、ぼったくり論争が起きていた。その後、その屋台は市場の商人会から10日間の営業停止処分を受けた。
商人会によると、広蔵市場の屋台では1皿1万5000ウォンの上限価格制を取っている。問題になった屋台のチヂミ1皿の値段そのものは問題にならないことになる。しかし、一部の屋台では値上げできなくなると、量を減らして不当に利益を得ていた事実が明らかになった。
これに対し、商人会では上限価格制の続行とともに、料理の量もはかりにかけて規定する案などを導入すべきか悩んでいると伝えられた。
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