両首脳は、両国間における未来産業分野の実質的協力強化方案とともに、朝鮮半島情勢や中東情勢などをはじめとした地域情勢および世界的懸案について意見を交換した。
両首脳はまず、二次電池や新再生エネルギー分野への投資など両国企業間の活発な交流を評価した。つづいて、原子力発電・量子学・スタートアップ・半導体などの分野における両国間の協力の必要性に共感し、これまで様々な分野で緊密に協力してきた両国がこれからも未来先端産業協力を強化していくことで意見が一致した。
また両首脳は、気候変動や脱石炭化およびエネルギー転換・再生エネルギー開発協力を強化していくことにした。このことについてマクロン大統領は、韓国の「無炭素エネルギー(CFE)イニシアティブ」への支持を表明した。
さらに両首脳は、北朝鮮による度重なる核・ミサイル挑発に対する国際社会の協力の必要性について共感した。特にマクロン大統領は尹大統領に対し、北朝鮮問題への全面的な連帯と支持を表明した。
今回の韓・フランス首脳会談は、ことし6月の開催につづき5か月ぶりに行なわれた。
韓国大統領室は「両首脳間の厚い信頼と友好関係を基に、両国間の未来先端産業を含めた様々な分野の協力を深めると同時に、来年には韓国の国連安保理非常任理事国入りを控える中、安保理常任理事国であるフランスとグローバル安保協力を強化するきっかけになったものと評価される」と伝えた。
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