ティーウェイ航空によると、ことし第3四半期の連結基準売上高は3451億ウォン(約395億円)、営業利益は346億ウォン(約40億円)を記録した。
ことし第1~第3四半期の累積基準では売上高9898億ウォン(約1133億円)、営業利益1371億ウォン(約157億円)で、歴代最大水準だ。
ティーウェイ航空関係者は「先月の売上まで合算すれば、売上高はすでに1兆ウォン(約1145億円)を突破したものと見られる」とし「LCC実績順位で二番目に高い状況」と強調した。
新型コロナウイルス流行以前の2019年の総売上高が8100億ウォン(約927億円)で業界3位にとどまっていたことと比べると、大幅な成長となった。
ティーウェイ航空はこのような成長の背景に、インチョン(仁川)~シドニー・シンガポール・ビシュケク・ウランバートルなど中・長距離運航による路線多方面化をあげた。
昨年、大型機であるA330を導入した影響が大きかった。これにより顧客需要が高い、中・長距離路線に供給座席を増やし、売上高を上げることができたのだ。中・短距離路線に集中するLCCと差別化した戦略だ。
またティーウェイ航空はことし初めから、チョンジュ(清州)空港を利用し、ダナン・バンコク・大阪・ニャチャン・延吉など、東南アジアと日本、中国などに新規就航し、地方空港から出発する路線も拡張した。
非首都圏の旅客需要を吸収するための決断だった。
路線多方面化と新規就航の効果により、ティーウェイ航空は韓国LCC旅客数二位にも名をあげた。航空情報ポータルによると、ことし1~10月、ティーウェイ航空輸送旅客数は計826万人で、2019年の同期間(660万人)比25%増加した。
来年もティーウェイ航空は機体を追加導入し、効率的な路線運営を通じて収益性を拡大する方針だ。現在ティーウェイ航空が運営している機体は、中大型機であるA330-300世代を含めて総30機だ。ここに大型機をはじめ、計7機の航空機を追加する。
ティーウェイ航空関係者は「未来のための徹底した準備と果敢な実行により、エンデミック以後、業界で最も急速な成長を続けている」とし「来年も効率的な機体運用と路線戦略で、持続成長を続けることを期待する」と述べた。
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