拘置所で20代の収監者に性関係を要求し、拒否されて暴行した40代の男性が実刑を宣告された。

インチョン(仁川)地裁刑事11単独のイム・ジンス判事は26日、傷害容疑で起訴されたA(49)被告に懲役10か月を宣告したと明らかにした。

A被告は昨年2月24日午前8時40分ごろ、仁川拘置所の収容室で収監者(25)を暴行した容疑を受けている。

当時、A被告は収監者に「男とセックスをした経験があるか」、「俺とやってみよう」と性関係を要求し、相手がこれを拒否し、通報するために収容室内の緊急ベルを押すと暴行を加えた。
相手の顔を何度も殴られた上に体を足で蹴られ、それにより歯が揺れて全治3週間の診断を受けた。

調べによるとA被告は2021年、傷害容疑で懲役8か月を宣告され、仁川拘置所に収容されていた時に犯行した。

イム判事は「被告人は暴力犯罪で何度も処罰された前歴がある。犯行経緯などを見ると罪質がよろしくない」とし「被害者が示談に応じず、被告人の年齢などを考慮した」とし、量型理由を明らかにした。
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