「新型コロナのようになるのか」…中国で「呼吸器疾患」が急増
「新型コロナのようになるのか」…中国で「呼吸器疾患」が急増
新型コロナウイルス感染症事態による制限措置が緩和された後、初めての冬を迎えた中国では最近、呼吸器感染症が急速に拡散している。中国保健当局は、地方で発熱診療所の数が増えているなど新型コロナの時のような拡散を防ぐため、素早い対応に乗り出した。

26日(現地時間)ロイター通信によると、中国国家衛生健康委員会はこの日記者会見を開き、感染症の現況と統制対策を明らかにした。

国家衛生健康委員会の報道官は「最近の急性呼吸器疾患の急増は、様々な種類の病原体が同時に流行していることと関連がある」とし「新型コロナのような新たなウイルスが発生したのではない」と強調した。

WHO(世界保健機関)も今月25日「最近、中国を襲っている呼吸器疾患において、特異で新たな病原体は発見されてはいない」と伝えている。

報道官は「関連診療所と治療領域の数を増やして運営時間を適切に延長し、医薬品の供給保障を強化するための努力が必要だ」と強調した。

また「学校・保育施設・療養院など人が多く集まる主要な場所では、感染症の予防および統制をしっかり遂行し、訪問客の流れを減らさなければならない」と求めた。

ことしの9月から現在まで、浙江省(せっこうしょう)衢州(くしゅう)の3か所の病院を来院した小児患者のうち、マイコプラズマ肺炎が疑われる患者は昨年の17.8倍に急増している。また中国北部でも、こどもたちの集団感染が報道されたことで、WHOは中国内でこどもの肺炎患者が増えていることについて中国政府の詳しい情報を要請していた。

Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96