北朝鮮、国連安保理の “偵察衛星”協議に対し「自主権を侵害すれば責任をとることになる」
北朝鮮、国連安保理の “偵察衛星”協議に対し「自主権を侵害すれば責任をとることになる」
北朝鮮は、軍事偵察衛星発射に関し予定されている国連安保理の緊急会議について「自主権を再び侵害しようとするなら、そこからもたらされるいかなる結果に対しても、全面的に責任をとることになるだろう」と主張した。

北朝鮮外務省のキム・ソンギョン(金善慶)国際機構担当部長は27日、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”を通じて公開した談話で「『米国と西側の不法無道な内政干渉とダブルスタンダードのやり方は絶対に通じない』ということを明白にするため、衛星発射を含めた自国の主権的権利を堂々とためらうことなく完璧に行使していく」と伝えた。

キム部長は偵察衛星について「米国とその追従勢力たちの厳重な軍事的行動を正確に把握し、それに徹底して備えることに目的を置いた合法的で正当な防衛権の行使だ」と主張した。

つづけて「もしマルリギョン(万里鏡)1号が脅威的な存在だというなら、米国の原子力空母や戦略原子力潜水艦・核戦略爆撃機たちは親善と平和の使徒なのか」と反発した。

国連安保理は27日午前10時(現地時間28日0時)、米ニューヨークの国連本部で公式会議を開き、北朝鮮に関する非拡散について協議する。

会議は、北朝鮮の軍事偵察衛星発射以降における安保理次元の対応を協議するため、米国や英国・日本など8カ国の理事国の要請により召集され、韓国は利害当事国の資格で出席する予定である。

Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96