サムスンウェルストーリーとロボテックによる調理ロボット「ウェルリボット」
サムスンウェルストーリーとロボテックによる調理ロボット「ウェルリボット」
フライドチキンチェーン「キョチョン」を運営する、キョチョンF&Bは10月末から11月中旬まで、全国の加盟店主を対象に「チキンロボット」の導入に関する説明会を、5回にわたり開催した。「チキンロボット」は、フライドチキンを入れるバスケット6つを同時に扱い、1時間あたり最大24個のフライドチキンを揚げることができる。

給食業者のサムスンウェルストーリーはフードテック企業のロボテックと協力して5月、調理ロボットを使った「ウェルリボット」コーナーを、本社の社員食堂に設置した。同業のアワーホームも、12月中に本社内のカフェにコーヒーをいれるロボットを導入する。

韓国外食産業研究院のチョン・ソユン主席研究員は「最低賃金の急上昇による人手不足を解消するため、外食業界にとっては労働力の削減が課題となっている」と述べた。

CJフードビルは2019年12月、ファミリーレストラン「ビップス」ドゥンチョン(登村)店で、韓国初となる麺類調理ロボットを導入した。現在は全国28店舗中27店舗で同ロボットを活用しているほか、ことし8月時点で全店においてサービングロボットを使用している。

同社の関係者は「ロボットの導入により、単純な反復労働はロボットが担当し、店員は顧客管理に集中することでサービスの質向上を図っている」と述べた。



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