給食業者のサムスンウェルストーリーはフードテック企業のロボテックと協力して5月、調理ロボットを使った「ウェルリボット」コーナーを、本社の社員食堂に設置した。同業のアワーホームも、12月中に本社内のカフェにコーヒーをいれるロボットを導入する。
韓国外食産業研究院のチョン・ソユン主席研究員は「最低賃金の急上昇による人手不足を解消するため、外食業界にとっては労働力の削減が課題となっている」と述べた。
CJフードビルは2019年12月、ファミリーレストラン「ビップス」ドゥンチョン(登村)店で、韓国初となる麺類調理ロボットを導入した。現在は全国28店舗中27店舗で同ロボットを活用しているほか、ことし8月時点で全店においてサービングロボットを使用している。
同社の関係者は「ロボットの導入により、単純な反復労働はロボットが担当し、店員は顧客管理に集中することでサービスの質向上を図っている」と述べた。
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