「男性嫌悪のハンドサイン」物議のネクソンに殺人予告まで…警察が捜査=韓国
「男性嫌悪のハンドサイン」物議のネクソンに殺人予告まで…警察が捜査=韓国
韓国のオンラインゲーム大手「ネクソン・コリア」のゲーム広報映像に「男性嫌悪のハンドサイン」と疑われる場面が登場し物議を醸す中、真相調査に乗り出したネクソン本社前で女性団体らが集会を予告すると、凶器を振り回すという内容の脅迫文が掲載された。

28日キョンギ(京畿)北部警察庁サイバー捜査隊によると、きょう午前、「DCインサイド」などのインターネットコミュニティーに、ネクソン本社前で予定された女性団体の集会参加者らに向け「みんな殺す」と脅迫する内容が掲載され警察が捜査している。

警察はこの脅迫文の掲載者を追跡する一方、集会が予定された現場にも万一の事態に備え警察官らを配置する予定だ。

これに先立ち、アニメーション制作会社「スタジオ・プリ」が制作したネクソン「メイプルストーリー」の「エンジェリックバスター・リマスターアニメーション」の広報映像に、「男性嫌悪のハンドサイン」と疑われる場面が登場し物議となった。このハンドサインは男性嫌悪のインターネットコミュニティー「メガリア」で人差し指と親指を使って韓国男性の身体部位を卑下しようとする目的で使用されてきた。

物議が拡大すると、「スタジオ・プリ」は今月26日に公式SNSに立場文を掲載し、「ゲームを楽しむユーザー、信じて仕事をくださった企業、この事態を見守る多くの方々、物議を醸し申し訳ありません」としながらも、「意図して入れた動作ではない」と釈明した。

ネクソン側も問題となった広報映像を非公開にし、「できるだけ早く物議となった部分を詳細に調査し必要な措置を進める」と明らかにした。

これを受け女性団体は、「ネクソンは一部のユーザーの集団的錯覚に屈服した『男性嫌悪ハンドサイン』物議を止めよ」とし、ソンナム(城南)市のネクソン・コリア本社前できょう午前11時から集会を開くと予告した。
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