LS電線アジアのベトナム法人、LSCVの全景
LS電線アジアのベトナム法人、LSCVの全景
電線大手のLS電線アジアは27日、海底ケーブルやレアアースなどの新事業を進めると発表した。

同社はこれに合わせ、社名をLSエコエナジーへと変更する計画だ。電力および通信ケーブルが中心となっている従来の事業を、海底ケーブルやレアアースなどへと拡大し、環境にやさしいエネルギー企業へ飛躍するという意図が込められている。

これと関連し同社は10月、ベトナムのペトロベトナムグループPVN傘下のペトロベトナム・テクニカル・サービス(PTSC)と、海底ケーブル事業に関する協力に向け覚書(MOU)を締結するなど、海底ケーブル事業を強化していた。

レアアース酸化物関連の事業も推進する。海外で精製したネオジムなどを、韓国内外の商社や永久磁石企業などへ供給する。

同社のイ・サンホ代表は「新事業を通じて次なる成長を図るほか、韓国によるレアアースのサプライチェーン強化政策に寄与する」と述べている。

LS電線アジアは12月12日に臨時株主総会を開催し、社名に関する内容が盛り込まれた定款の変更に関し決議する予定だ。


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