釜山万博誘致の失敗に…与党「未完の成功、韓国の底力をみた」…野党「新たな飛躍は続く」＝韓国

2030国際博覧会（万博）のプサン（釜山）誘致が失敗したことについて、韓国の与野党は残念さをにじませた。

与党“国民の力”の報道官は「2030釜山万博誘致の長い道のりは終わりを告げたが、最後まで最善を尽くしたわれわれの姿は全世界に感動を与えるのに充分であった」とし「未完の成功だが、韓国の底力をあらためて目の当たりにした」と強調した。

つづけて「政府や国会、企業や全国民がワンチームとなり、最後まで最善を尽くした」とし「82か国の首脳に直接万博の釜山誘致を伝えたユン・ソギョル（尹錫悦）大統領をはじめ、政府・企業・国民が渾然（こんぜん）一体となって駆けてきたその汗と努力は、決して無駄になることはない」と伝えた。

また、共に民主党のホン・イクピョ（洪翼杓）院内代表はこの日の午前、党の最高委員会議で「誘致のため努力してきた政府と企業・民間団体の苦労に、激励申し上げる」とし「多くの期待により共に心を一つにしてくださった釜山市民と国民の皆さまにも慰労申し上げる」と伝えた。

つづけて「たとえ万博誘致には失敗したとしても、釜山をはじめとした地域発展と韓国の新たな飛躍は続いていく」とし「共に民主党は、きょうの失敗が明日の成功のための原動力になるよう最善を尽くしていく」と強調した。