ジョビス&ヴィランズのキム・ボムソプ共同代表(左)とチョン・ヨンス共同代表(右)
ジョビス&ヴィランズのキム・ボムソプ共同代表(左)とチョン・ヨンス共同代表(右)
税務ソリューション「サムチョンサム」を提供するジョビス&ヴィランズ(Jobis&Villains)がこのほど、インターネット銀行を設立するためコンソーシアムを組織しようとしていることが明らかになった。コンソーシアムの詳細は分かっていないが、安定的な資金調達と相乗効果を狙い大手金融機関との話し合いを進めているという。

新たなインターネット銀行「サムチョンサムバンク」の設立に向け、早ければ年末、遅くとも来年初めまでにコンソーシアムが組織されるとみられる。来年からは、韓国金融委員会による予備認可を取得するため準備を進める見込みだ。

現時点で韓国には、Kバンク、カカオバンク、トスバンクといった3行のインターネット銀行がある。同社が「サムチョンサムバンク」を設立すれば、韓国では4行目となる。

「サムチョンサム銀行」は、複数の仕事を兼業するパラレルワーカーや自営業者に特化したサービスを提供することで、他行との差別化を図るとみられる。累積1800万人に及ぶ「サムチョンサム」利用者のなかにも、550万人のパラレルワーカーと自営業者がいるもようだ。

業界の関係者は「税務の業務支援から金融サービスまで『サムチョンサム』の領域が大幅に拡大されるだろう」と話した。



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