クォン・ダルジュ全障連常任共同代表は集会で「『障がい者も地域社会で移動し、労働して教育を受けながら暮らしたい』と何度も話したのに、ユン・ソギョル(尹錫悦)政府は聞こうとしなかった。障がい者権利予算だけでも反映するなら、出勤時間帯の地下鉄に乗ることは保留にすると話したが、まだ国民の力(与党)の政治家たちからは返事がない」と述べた。
さらに「政治家の権利保障約束より警察の盾が先にやってくる現実を変えなければならない。障がい者が徹底的に排除される現実で、私たちが戦い、私たちの正当な権利と働き口を作っていこう」と主張した。
主催側の推算で1000人ほどの参加者(警察の推算は600人ほど)は「障がい者の権利を市民不服従で必ず勝ち取ろう」「障がい者も市民だ」などのスローガンを叫んだ。
同時にパク・ギョンソク全障連常任共同代表など、20人ほどは地下鉄1・2号線シチョン(市庁)駅乗り換え乗り場でソウル市の重症障がい者の働き口廃止を糾弾する決議大会を開こうとしたが、ソウル交通公社と警察の退去要請により失敗に終わった。
パク代表は「(ソウル市の決定は)これまで1つずつ進展してきた重症障がい者の権利を退歩させる非常に不幸なことだ。(オ・セフン(呉世勲)市長が)全障連を分裂させ、嫌悪を助長して問題を解決しようとするのを止めることを願う」と促した。
ソウル交通公社は23日、全障連の地下鉄デモを源泉封鎖するという強硬対応方案を出した。翌日には恵化駅の乗り場で宣伝戦をしていたパク代表が鉄道安全法などの違反容疑で警察に逮捕されたりもした。
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