先月30日JTBCによると、10月25日カンウォンド(江原道)ウォンジュ(原州)の小学校で6年生の担任を受け持っている臨時職員のA教師が放課後、空いている教室で電子たばこを吸った。
当時の教師の様子は目撃した児童らの携帯電話にはっきりと映っており、その後公開された映像でA教師は机の前に座り煙を吐いていた。
この事実を知った保護者は国民申聞鼓を通じ、「子どもが1人、2人見ただけではない。初めてでもなく、このまま見過ごす事案ではないようだ」と抗議し、学校側は「A教師に対し学校長の行政処分を行った」とだけ答えた。
しかし、学校側は特別な懲戒を行わずA教師に「注意」処分だけを下していたことがわかった。
「注意」処分だけを下した理由について学校側は、「悪いことをしていないということではなく、1回の失敗だった」とし、「本人も後悔している」と話した。また、A教師が普段から児童の生活指導に苦労してきたという説明も加えた。
児童らの立場は学校側の「1回の失敗」という釈明とはやや異なった。1回だけ起きたことではないという。ある児童は、「ずっと臭いがしていたので、(喫煙したという話を)聞いて『あれがその臭いだったのか』と思い、不快になった」と伝えた。
禁煙区域である学校でたばこを吸うことは過料処分の対象となる。国民健康増進法の第9条4項6号によると、グランドを含む学校全体は禁煙区域であり、これに違反し喫煙した場合は10万ウォン(約1万円)以下の過料を科すようにしている。
学校側はメディアの取材が始まった後にA教師を保健所に申告し過料処分を受けるようにさせると明らかにした。
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