現地メディアが報道した内容によると、動画は29日午後4時ごろ(現地時間)広西チワン族自治区賀州(がしゅう)市で撮られたもの。道路の真ん中に立った交通警察官が警棒を取り出し、走って来た電動バイク向かって振り下ろした。映像では、警棒で運転手の腕のあたりを殴ったように見える。
運転手はバイクごと転倒し、交通警察官が立ち上がらせようとするが、ケガをしたと見られ腕を押さえて座り込んでいる。
他の映像では、運転手が救急車に乗せられる姿も映し出された。
これらの動画が公開されると、ネットユーザーから「暴力的な法執行ではないか」との声が上がった。
これに対し、賀州市公安局交通警察支隊は30日午後、公式文書を発表した。
発表された内容によると、交通警察官数人が29日午後4時ごろ、市内で交通違反の取り締まりを行っていた。そこでナンバープレートを付けずに走行する電動バイクを発見。バイク運転手の男性が逃げようとしたため、1人の交通警察官が警棒を使って制止したという。男性は病院に搬送され、治療を受けた。
現在、当該交通警察官は業務から外されており、警務監督部門が詳しい調査を行っている。
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