中国・成都「パンダ研究基地」、観光客3人を「出禁」に…パンダに石を投げつけるなどし＝中国報道

中国・四川省成都市にある「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」（以下、「パンダ研究基地」）は30日、施設内で「非文明的な行為」をした観光客3人に対し、今後の来園を制限するなど、処分を下したことを発表した。

李某氏（男、50）は10月24日、ジャイアントパンダの飼育エリアに向かって棒状のものを投げ入れた。

譚某氏（女、55）は11月29日、飼育エリア内のパンダに向かって石を投げ、注意してきた他の観光客と口論となった。

潘某氏（男、31）は11月29日、ペットを連れて「パンダ研究基地」内に入った。後に施設スタッフが発見し、潘某氏を退去させた。

「パンダ研究基地」側は、潘某氏に対し今後1年間の出入り禁止、李某氏と譚某氏に対し永久に同施設内への出入りを禁じるとした。また、施設内のパンダに被害は及ばなかったと伝えた。