人気ゲームの「男性嫌悪のハンドサイン」がもたらしたゲーム業界のジェンダー対立=韓国
人気ゲームの「男性嫌悪のハンドサイン」がもたらしたゲーム業界のジェンダー対立=韓国
韓国の有名ゲーム会社のゲーム広報映像で「男性嫌悪」の要素があるという議論が起きている。この議論は収まらず、ゲーム業界のジェンダー対立に飛び火し、混乱は拡大している。

 最近、オンラインコミュニティにはネクソンの「メイプルストーリー」の広報映像をキャプチャーした書き込みが多数アップされ、一部のネット市民が「映像の中のあるキャラクターが『男性嫌悪のハンドサイン』をしている」と指摘した。該当のハンドサインは親指と人差し指で何かをつまんでいるような形をしている。男性の特定の身体部位を嘲弄する意味が含まれているという主張だ。

 その映像は外注業者が制作したものだが、該当業者とネクソンは激しい抗議が続くと映像を非公開にし、謝罪文を出した。

 その後ネクソンは真相調査に乗り出し、女性団体はこれに反発する記者会見を28日ネクソン本社前で行った。

 女性団体は今回の議論が「嫌悪集中攻撃」として「特定の指の形が男性嫌悪を象徴し、フェミニズム勢力がこれを使用しているという陰謀論は、一部のコミュニティが捏造したもの」と主張した。

 これと関連してソウル地方雇用労働庁は4~31日、ソウル所在のゲーム業者で顧客応対を担当する労働者などの保護措置点検、および自律点検指導を実施することにした。対象はネクソンとネットマーブルなど10の企業だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88