中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は1日の定例会議で、「イギリスとの契約に基づき、ジャイアントパンダの『陽光』と『甜甜』が貸与期間を終え、ことし12月に中国に帰国する予定だ」と明かした。「中国側はすでに2頭を受け入れる準備を整え、帰国を待ち望んでいる」と伝えた。
「陽光」と「甜甜」はイギリスで唯一飼育されていたジャイアントパンダで、2頭が返還されることによりイギリスの動物園からパンダがいなくなる。
汪文斌は記者から「今後も中国とイギリスの間で、ジャイアントパンダの保護研究の協力が続くのか注目されているが、どう考えるか」との質問を受け、「中国側は今後も、イギリスを含む協力パートナーと共に、絶滅危惧種の保護に向けた協力を強化していきたい」と述べた。
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