世界初の自律走行バス、ソウル市で運行を開始=韓国
世界初の自律走行バス、ソウル市で運行を開始=韓国
ソウル市は4日の23時30分から、副都心と都心をつなぐ深夜自律走行バスの定期運行を開始すると発表した。同市によると、米国では夜間にロボタクシーを運行した事例があるものの、多数の乗客が利用する公共交通機能を果たす深夜専用の自律走行バスが定期運行を行うのは、世界でも初の事例だという。

深夜自律走行バスは、ハプチョン(合井)駅からトンデムン(東大門)駅までの中央バス専用車道区間9.8キロメートルを循環する。通常のバスと同じ規格の大型電気自律走行バス2台を導入。月曜日から金曜日まで運行し、23時30分に始発が出て、翌日5時10分に終了する。2台のうち1台は合井駅から、もう1台は東大門から、それぞれ70分間隔で運行する。

深夜バスの到着時間は、停留所に設置されたバス情報案内端末機にリアルタイムで表示される。

同市は来年上半期中に、運賃を有料とする予定だ。料金は既存のバス料金(2500ウォン=281円)よりは低めの設定となる。

さらに市は来年、チョンリャンリ(清涼里)駅まで運行区間を延長して合計走行距離を13.2キロメートルとし、その結果を基に市外と都心をつなぐ長距離自律走行バスを定期路線とする計画だ。その後は24時間運行とし、自律走行バスの定着を進めていく。



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