エスカレーターの手すりからジャンプ…水原駅で目撃された「バレエ男」＝韓国

地下鉄駅でエスカレーターの手すりの上に立って乗る男の姿が映る動画がオンライン上で話題となっている。

5日SNSとオンラインコミュニティーなどでは、「スウォン（水原）駅のレジェンド・ヴィラン」などの題名で動画が拡散されている。

動画の中の男はイヤホンを付けたままエスカレーターの手すりの上に立って乗り、エスカレーターの終わりの地点でバレエのポーズを取りながら軽やかに飛び下りた。

市民らは驚いた様子で男の姿を見ていた。動画の説明には、「水原駅のエスカレーターで手すりに立って乗り、ジャンプして飛び下りた後、イヤホンで歌を聞きながらバレエをした」との目撃談が付け加えられた。

動画を見たネットユーザーらは、「エスカレーターが故障するのではないか」、「着地が華麗だ」、「運動神経が少しうらやましい」、「本当にいろんな人がいる」、「手すりが汚れるのに、どうしてするのか」などさまざまな反応を示した。

一方、過去3年間にソウル市内の地下鉄駅構内で起きたエスカレーター事故のうち99.6％は、手すりにきちんとつかまらずに発生する「安全規則未順守」が原因だ。エスカレーターを利用する際に、安全規則を守らず別の乗客にまでけがをさせた場合には、「過失致傷」の容疑が適用される可能性もあり、安全な利用が要求される。