ハン・ソヒ の最新ニュースまとめ
出版界によると最近、韓国で出版されてから10年が経つポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアのエッセイ集「不安の書」が、いくつかのオンライン書店で品切れする現象が起きており、再びスポットが当たっている。
一部のオンライン書店では、数百冊が瞬く間に完売したという。
このようなシンドロームの背景には、ハン・ソヒがいる。
先月23日に公開された「エスクァイア」韓国版12月号に登場したハン・ソヒは、インタビューで「最近『感情というのは何だろう』という質問がささり、『哀悼日記』や『不安の書』のような感情を扱った本を読んでいる。そんな本を通じて、私たちは私たちの感情をいつも疑ってみなければならない、という点を悟った」と話した。
彼女は、「不安の書」について「本に印象深い言葉があって、すべての人が24時間良い時だけ除いて、感じる感情が不安だという」とし、「不安はとても薄い紙だから、私たちはこの不安がきちんきちんと積もらないように、勤勉に今日は今日の不安、明日は明日の不安を片づけなければならない」と語った。
1982年初めに発刊された「不安の書」は、2014年に初めて紹介された。原稿用紙2~3枚、長くて原稿用紙20枚分のエッセイ約480篇が収められた。
全体分量は800ページで、いわゆる“レンガ本”だ。ポルトガルのリスボン、ドラドレスなどの場所を中心に書かれた文には失敗、苦境、沈黙、闇、曖昧さなどの感情が立ちこめている。
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