G7が「北のミサイル発射」を糾弾…来月から「ロシア産ダイアモンドの輸入」を規制

G7（主要7か国）の首脳たちは、先月21日の軍事偵察衛星を含めた北朝鮮による弾道ミサイル発射とロシアへの武器提供を糾弾した。

G7の首脳たちは6日（現地時間）オンライン会議後に発表した声明で「北朝鮮が保有している弾道ミサイルと大量破壊兵器（WMD）を、完全かつ検証可能で不可逆的な方式（CVID）で放棄しなければならない」と明らかにした。

つづけて「北朝鮮の弾道ミサイル発射は、国連安保理決議の違反だ」と指摘し、人権尊重と拉致被害者問題の解決を北朝鮮に求めた。

またG7の首脳たちはこの日、ロシアの戦争費用充当遮断の一環として、来月からロシア産ダイアモンドの輸入を制限することにした。

ロシアは全世界のダイアモンド生産量の3分の1ほどを占める世界1位のダイアモンド生産国で、販売額をウクライナ戦争の費用に費やしているとされている。