7日、ウィジョンブ(議政府)地方裁判所は先月30日、チョン容疑者の妊娠詐欺事件をソウル東部地裁に移送したと明らかにした。
チョン容疑者は昨年10月に出会い系アプリで知り合った男性とキョンギ(京畿)ナミャンジュ(南楊州)市で性的関係を持った後、「乗馬選手なのに妊娠して競技に出られなくなり、違約金を払わなければならない」として男性から約7300万ウォン(約811万円)をだまし取った容疑で在宅起訴された。
チョン容疑者はナム容疑者の再婚相手として知られた後、投資者らをだまして巨額の金銭を奪った容疑も持たれている。
チョン容疑者から詐欺に遭った被害者は27人で、被害額は30億7800万ウォン(約3億4202万円)に達する。被害者らはナム容疑者が運営するフェンシングスクールの保護者や財テク講義を口実に募った受講生らで、90%以上が20~30代の新社会人だった。
チョン容疑者はことし3月から10月まで自身をパラダイスグループの婚外子であり後継者、ナスダック上場企業「NVIDIA」の大株主などと偽称し、被害者らをソウルの高級マンション「シグニエル」に招待し、レンタルしたスーパーカーに乗せるなどの方法で惑わせたと調査された。
それだけでなく、自身がニューヨークで生まれ外国の有名医大を卒業したように学歴を偽り、有名企業人らとの旅行話や乗馬などの豪華な趣味生活を作り上げて自慢した。外部活動をする際には警護員4~5人を常時同行させた。
投資詐欺事件を調査したソウル東部地検は先月29日にチョン容疑者を特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺、刑法上の詐欺・公文書偽造・偽造公文書行使・私文書偽造・偽造私文書行使の容疑で拘束起訴した。
ソウル東部地検は2つの事件を併合して審理することにし、初公判の期日はまだ決まっていない。
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