俳優イ・ソンギュン、次回作から出演作まで飛び火…「ペイバック～金と権力～」チーム演技大賞への影響も

俳優イ・ソンギュンの薬物スキャンダルの中で彼が出演したSBSドラマ「ペイバック～金と権力～」チームの演技大賞参加可否に注目が集まっている。

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7日、あるメディアはムン・チェウォンが29日ソウル・サンアム（上岩）洞SBSプリズムタワーで開かれる「SBS演技大賞」に参加しないと報道した。 これと関連し、ムン・チェウォン側は提案を受けたが、出席するかどうかをまだ決めていないという。

今年1月から2月までSBSで放送された「ペイバック～金と権力～」は、「法」と「銭」のカルテルに立ち向かう「カネの商人」ウン・ヨン（イ・ソンギュン）と「法律技術者」ジュンギョン（ムン・チェウォン）の痛快な復讐劇。 最高11.4%（ニールセンコリア全国）の好成績を記録したため、出演陣の演技大賞受賞も予想されていた。

だが、イ・ソンギュンが最近薬物疑惑で警察捜査を受けることになり「ペイバック～金と権力～」チームのSBS演技大賞参加および受賞可否に再び関心が集まっている状況だ。 ムン・チェウォン側が授賞式に参加しないという報道が出て、これもやはりイ・ソンギュン薬物波紋の余波だという推測に重きが置かれている。

先立ってイ・ソンギュンがモデルとして活動した広告界はもちろん、公開を控えていた出演作まで相次いで火の粉を浴びた。 映画「幸せの国」、ドラマ「ノー・ウェイ・アウト」を通じてイ・ソンギュンと呼吸を合わせた俳優ユ・ジェミョンは、映画「消防官」がクァク・ドウォンの飲酒運転でブレーキがかかったのに続き、再び悪材料を迎えて切なさを醸し出したりもした。

イ・ソンギュンは今年初め、A氏のソウルの自宅などで大麻をはじめ、さまざまな薬物を使用した疑いで警察の調査を受けている。 また、イ・ソンギュンはルームサロンの室長であるA氏に脅迫され、3億5千万ウォン（約3千770万円）を渡したとし、彼を恐喝、脅迫で告訴した。 警察の調査ではA氏に騙されたという趣旨で「薬物だとは知らなかった」と供述したという。

以後、イ・ソンギュンは尿による簡易試薬検査で麻薬陰性判定を受けた。 毛髪100本などを採取して行われた1次精密鑑定でも陰性判定が出ており、以後追加体毛を採取しての検査でも陰性が出た。 しかし、警察はイ・ソンギュンに対する出国禁止延長を要請し、捜査を続けている。