棒グラフは韓国の合計研究開発費(単位は億ウォン)と、線グラフはGDPに占める研究開発費の割合(単位は%)
棒グラフは韓国の合計研究開発費(単位は億ウォン)と、線グラフはGDPに占める研究開発費の割合(単位は%)
韓国科学技術情報通信部は2022年の1年間、韓国の公的機関および民間企業で行われた研究開発活動の現状を調査・分析した「研究開発活動の調査結果」を発表した。

研究開発活動を行っている公共の研究機関、大学、企業など計7万3661機関を対象に、研究開発費や人材などに関し、経済協力開発機構(OECD)のガイドに従って実施した調査となる。

2022年における韓国の計研究開発費は112兆6460億ウォン(約12兆3889億円)で、前年比10.3%増加した。GDPに対する研究開発費の割合は5.21%で、イスラエルに続き世界2位となる。

また研究者数は合計60万1530人で、2.5%増加した。研究補助者まで含むと、3.6%増の81万3763人に達する。

韓国企業の研究開発活動の現状を見ると、企業が投資した研究開発費は89兆4212億ウォン(約9兆8293億円)で、全体の研究開発費の79.4%を占めている。研究者は44万3270人で、全体の研究院の73.7%に達することが分かった。

売上高が上位10位の企業をはじめ、研究院や博士の資格を持つ研究者が所属する研究院の研究開発費、研究者数は、いずれも減少した。一方で、同11~30位の企業の研究開発費は3倍以上増えた。


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