釜山中区によると9日、中区は4日に龍頭山公園に向かう光復路のエスカレーター出入口に李臣舜将軍の姿を描いた床タイルを設置した。
これは「光復路一帯の歩行環境改善事業」の1つだった。該当事業には4億2,300万ウォン(約4,660万円)の予算が投入され、今月中に工事が終えられる予定だ。
しかし、これについて「李舜臣将軍を描いたタイルを踏んで通ることが適切なのか」という疑問が提起されて問題となった。
特に、タイルが設置された光復路は日本人観光客が多く通る場所で、日本人観光客が李舜臣将軍の絵を踏んで通ることができるという批判の声が出てきた。
釜山中区によると、オンライン上にこれを批判する書き込みが多数掲載され、直接区役所に電話して抗議する市民も多数いた。
結局、中区は床タイル施工初日となる5日に再検討に着手し、施工3日目の7日に李舜臣将軍の姿が描かれたタイルを全面交換した。
中区の関係者は「当初、李舜臣将軍の銅像が設置された龍頭山公園の全景を広く知らせるために製作したタイルだが、趣旨と異なる問題が起きて申し訳ない」とし「今後事業を推進するとき、市民の多様な意見を反映するのはもちろん、歴史意識を適切に反映できるよう心血を注ぐ」と述べた。
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