チョ・テヨン(趙太庸)国家安保室長とジェイク・サリバン米国家安保補佐官はこの日の午後、韓国ソウルで米韓安保室長会議を開き「米韓両国は、北朝鮮との対話においてもオープンな立場だ」として、先のようなメッセージを発信した。
米韓双方は「米韓同盟はグローバルな包括的戦略同盟として非常に強力で、インド太平洋地域の平和と繁栄の核心軸として、自由民主主義的拡大や経済発展・安保、技術革新などに貢献している」と評価した。
つづいて、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の米国国賓訪問を機に、米韓両国首脳が合意した同盟70周年記念共同声明やワシントン宣言などの後続措置がとどこおりなく履行されていることに共感し、拡大抑止を含めたインド太平洋戦略・新興技術・経済安保などを一層強化していくことにした。
一方チョ室長は米韓安保室長会議に先立ち、秋葉剛男国家安全保障局長と日韓安保室長会議を行ない「ことしは7度にわたる首脳会談を含めた各界各級における両国間の交流が円滑に成されている」と評価し、これからも両国間の緊密な意思疎通と交流を続け、安保・経済・人的交流をはじめ各分野において両国民が実感できる成果をあげるための協力方案を拡大していくことにした。
また日韓双方は「北朝鮮による前例なき挑発は、朝鮮半島だけでなく地域および国際社会全体の平和と安定に対し深刻な脅威となっている」ことで意見が一致し、北朝鮮の核・ミサイル挑発に断固として対応するための日韓・日米韓協力と国際社会における連帯強化の必要性を再確認した。
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