戦争中に強制移住させられた387人が帰還...ロシア軍徴集の危険から脱却
戦争中に強制移住させられた387人が帰還...ロシア軍徴集の危険から脱却
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の期間中に強制移住させられたウクライナの児童・青少年の一部が故国に戻った。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の夫人であるオレーナ・ゼレンシカ氏は9日(現地時間)、自身のテレグラムチャンネルで「ロシアに拉致された子ども2万人のうち387人が帰国に成功した」と明らかにした。また、この日にウクライナ児童権利保護センターで開かれた児童帰還行事に参加して、解放された子どもたちと会って激励した。

ウクライナに帰還した387人のうち、一部は誕生日が過ぎてロシア軍に徴集される状況に置かれていたことが伝えられた。17歳のとき、自分が滞在していた保育園の子どもたちとロシアに連れて行かれたボフダン・イェルモキンさん(18)は、ロシアで寄宿学校に通っていたところ、年齢が1歳増えた。彼女はロシア当局から軍徴集通知書を受け取り、戦線に投入される可能性があったが、周辺の助けによって抜け出して家に戻った。

救出の過程でウクライナはロシアと直接接触しておらず、第3国の関係者らの国際的な協力があったことが分かった。

オレーナ・ゼレンシカ夫人は、「1か月前にカナダが提案し、まもなく実行される子どもの救出作戦に大きな希望をかけている」とし「すべての子どもたちが戻れるようにしなければならない」と述べた。
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