現代自動車、1年でキング産職400人を再び採用...「2024年入社」
現代自動車、1年でキング産職400人を再び採用...「2024年入社」
現代自動車はことし上半期に10年ぶりに技術職(生産職)を採用したのに続き、来年にまた400人余りを採用する。平均年俸が1億ウォン(約1,100万円)に迫る現代自動車の生産職は、業界最高賃金と福祉のおかげで20~30代の間で「キング産職(キング+生産職)」と呼ばれるほどであるため、求職者らの関心が高まる見通しだ。

業界によると11日、現代自動車は2024年技術職採用書類の受付を今月18日から28日まで行う予定だ。人・適性検査と面接は2024年2~3月、最終発表は4月末と予告された。入社は来年5月末・6月末で、最終ラインへの配置は6月末と7月末からとなる。

これに先立ち、現代自動車の労使は昨年の賃金及び団体協約(以下、賃金団体協約)において2023年に400人、2024年に300人を新規採用することにしたのに続き、ことしの賃金団体協約でも2024年に500人、2025年に300人の人員を追加採用することで合意した。

このため、来年だけで計800人を採用する予定だ。このうち今回の採用規模は、ことしの未入社者12人を含めて計412人となる。このうちウルサン(蔚山)工場が380人(計392人)、ナミャン(南陽)研究所が20人となる。残りの採用は来年に公告が行われる見通しだ。

現代自動車の生産職の平均年俸は2021年基準で9,600万ウォン(約1,060万円)で、1億ウォン(約1,100万円)に迫り、満60歳の定年が保障される。現代自動車の生産職の新入社員の年俸は5,000万~6,000万ウォン(約550~660万円)で、入社14年目の平均年俸は9,600万ウォン(約1,060万円)、16年目は1億3,000万ウォン(約1,400万円)に達する。在職時には現代自動車を最高30%安く買うことができ、退職後(25年以上の長期勤続者)も生涯25%まで車両の割引を受けることが可能だ。
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