「韓国遠征」ロシアのスリ集団拘束…混雑した地下鉄を狙う
「韓国遠征」ロシアのスリ集団拘束…混雑した地下鉄を狙う
出退勤時間の地下鉄の中が混雑している時間に乗車し、財布などを盗んだロシア国籍のグループが拘束状態で裁判に引き渡された。

ソウル中央地検刑事6部(部長チョン・ジウン)はA氏(40代男性)とB氏(40代男性)、C氏(30代女性)などロシア人男女3人を特殊盗難の疑いで拘束起訴したと11日明らかにした。

A氏らは今月1日、観光ビザで共に入国した後、ソウル地下鉄3号線と9号線など混雑路線で乗り降りを繰り返し、女性乗客の財布を盗んだ疑いを受ける。

検察は彼らが先月4日と8日、2人の女性から現金と商品券など時価200万ウォン(約22万円)相当の金品を盗んだ事実を確認し、余罪を捜査している。

友人関係である彼らは、入国前から犯行を模擬し、現場で役割を分けて犯行を犯したと調査された。

1人が、被害者が電車で降りられないように塞ぎ、もう1人が被害者の後を追い、人々の視線をそらす間に、残りの1人がバッグから財布を引き出す手法を使った。主にエコバッグなどかぎやジッパーのないバッグを持った乗客を対象にしたことが把握された。

彼らは当初、観光とショッピング目的で韓国を訪問したと述べたが、9日間でなんと45時間も地下鉄に搭乗したことが把握された。

検察関係者は「彼らがやりとりしたテキストメッセージと犯行シーンが録画された監視カメラなどに基づき、罪に相当する処罰がなされるよう最善を尽くす」と明らかにした。

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