事件が発生したのは6月22日夜。長春市内の夜市を訪れた28歳女性・婁某氏が通りを歩いていたところ、上から落ちてきたレンガが頭部などに当たり、死亡した。
警察は夜市に接するマンションの32階からレンガを投げ落としたとして、容疑者・周某を逮捕した。
検察の供述調書によると、江西(こうせい)省出身で20代無職だった被告人は、まともな生活ができていないことから「社会に恨み」を持ち、犯行に及んだという。また、事件発生の5日前にも、同じ場所からバケツや缶を投げ落とし、通行人2人に軽傷を負わせていたことも分かった。
長春中級人民裁判所は「犯行動機やその手段、社会的危害の大きさなどから、処罰を軽くすることはできない」とし、一審で死刑判決を言い渡した。被告人は裁判中一度も、謝罪や後悔の言葉を口にすることはなかった。
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