無免許の軍人、母親名義の車両で「飲酒運転・ひき逃げ」…バイク配達員が「脳死」＝韓国

韓国で、無免許・飲酒運転によりひき逃げ事故を起こし、被害者を脳死状態に追いやった軍人が警察に逮捕された。

チュンチョンプクト（忠清北道）チョンジュ（清州）のチョンウォン（清原）警察署は13日「容疑者A（21歳・軍人）を特定犯罪加重処罰法上の逃走致傷、道路交通法上の飲酒運転、無免許などの容疑で検挙し、憲兵隊に引き渡した」と明らかにした。

容疑者Aはこの日の午前0時26分ごろ清州市清原区で、オートバイを運転していた配達員をひき、この配達員は脳死状態におちいっている。

休暇中であった容疑者Aは交際相手と酒を飲んだ後、母親の名義で借りた乗用車に一緒に乗り、事故を起こしたことが調査されている。

容疑者Aの当時の血中アルコール濃度を逆推算した数値は、免許取り消しの水準（0.08％）を超えた0.11％と推定された。

容疑者Aは、かつての飲酒運転により免許が取り消されていることがわかった。