FIFAワールドカップのSNSに「旭日旗」が登場…韓国ネットユーザーの抗議により「削除」
FIFAワールドカップのSNSに「旭日旗」が登場…韓国ネットユーザーの抗議により「削除」
FIFA(国際サッカー連盟)は、ワールドカップ公式SNSのアカウントに旭日旗のイメージを使用したことで、韓国のネットユーザーたちからの指摘を受け修正した。

韓国ソンシン(誠信)女子大学のソ・ギョンドク(徐坰徳)教授は14日、自身のフェイスブックを通じて「最近、FIFAグラブワールドカップを宣伝するためのプロモーションイメージがあげられた」とし「昨年のアジアチャンピオンズリーグ優勝チームの資格で参加する浦和レッズを紹介するイメージもアップデートされたが、このイメージには中島翔哉選手がメインで登場し、その背景に旭日旗が使用された」と説明した。

つづいて「多くの韓国ネットユーザーがコメントとダイレクトメッセージにより抗議した結果、旭日旗が削除され他のイメージに変わった」と伝えた。

ソ教授は「旭日旗は日本人にとっては、豊漁や出産などの意味でも使用されてきた」としながらも「かつて日本がアジア各国を侵略した当時には前面に立てられた旗であり、日本の軍国主義と帝国主義を象徴するものだ」と指摘した。

つづけて「FIFAのような国際機関で旭日旗のデザインを使用するのは、アジア人たちにかつての日本が犯した戦争犯罪の恐怖を思い起こされる行為だ」とし「昨年のカタールワールドカップでは、日本応援団の旭日旗をFIFA側で直ちに制止した」と付け加えた。

また「FIFAにおける旭日旗による応援の制止、公式SNSアカウントにおける旭日旗削除などのよい事例をもって、今後の国際スポーツ競技で再び登場するおそれのある旭日旗デザインを常に無くしていくようにする」と強調した。

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