これでクラウンヘテは今季初優勝と同時にポストシーズンチケットを手に入れた。また、第1ラウンドと第3ラウンドで優勝一歩手前で毎回NH農協カードに阻まれて優勝を逃してきたため、最強の敵を倒して優勝カップを手にしたという点でも意味深いものになった。
最後の6セットをバンクショット3つで試合を終えたペク・ミンジュは、第4ラウンドで10勝4敗で勝率71.4%を記録し、第4ラウンドのMVPに選ばれた。
ポストシーズン直行のためには必ず勝ち点3点を取らなければならなかった状況で、オ・テジュンの幸運が伴うバンクショット2得点でクラウンヘテが第1セット11対10で機先を制した。だが、前日まで14連勝を記録したNH農協カードも簡単に退かず、第2セットと第3セットで試合を覆した。
クラウンヘテは2セットを奪われ危機に追い込まれたが、第4セットと第5セットを勝利し、優勝まで1セットだけを残した第6セットでペク・ミンジュがバンクショット3つを決めて雰囲気をリードした。NH農協カードと勝ち点16で同率となったクラウンヘテが勝者の勝ちという原則に従い、第4ラウンド最終優勝チームになった。
優勝したクラウンヘテのリーダー、キム・ジェグンは「1、2、3ラウンドとも惜しくも優勝を逃したが、4ラウンドで優勝できてとてもうれしい。言葉よりは心の中で覚悟を固めて今回の試合に臨んだ」と優勝の感想を述べた。また、「これまでクラウンヘテのユン・ヨンダル会長が多くの支援をしてくださったので、このように優勝できた」と感謝の気持ちを伝えた。
第4ラウンドを終えたPBAチームリーグは来月6日から14日まで「キンテックスPBAスタジアム」でチームリーグ正規ラウンド最終ラウンドである5ラウンドに突入する。 以後18日からはポストシーズンを通じて「シーズンチャンピオン」を決める。
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