米国の対露制裁に「韓国人」1人が含まれる…韓国政府「関係当局が捜査中」

米国政府がロシアによるウクライナ戦争の遂行を支援した韓国人1人を制裁に含めたことについて、韓国政府は「われわれの関係当局がすでに該当人物の対露不法迂回（うかい）輸出容疑などを認知し、捜査中であることを把握している」と伝えた。

韓国外交部（外務省）の報道官は14日の定例会見で「政府はこれからも迂回輸出防止などこれまでの対露制裁措置の実効的履行の努力を強化しながら、米国と引き続き緊密に協力していく」と語った。

米財務省の外国資産管理局（OFAC）は12日（現地時間）、ロシアによる軍需品や機械・装備などの獲得を支援した中国・トルコ・UAEなどの150法人または個人に対し新たに制裁を科す中、制裁対象者のリストに韓国国籍者（61歳）が含まれていた。

米財務省は「米国が制裁対象に指定したAKマイクロテック（ロシア企業）の核心調達エージェント」として韓国国籍者の身元を紹介した。