第2回米韓核協議グループ(NCG)会議出席のためワシントンDCちかくのダラス空港に到着したキム次長は、先の発言に関する取材陣たちの “韓米当局間で共有されている情報なのか”という質問に「これ以上は明らかにすることができない」と答えた。
キム次長は「弾道ミサイルは韓米間における拡大抑止の検討対象だ」とし「弾道ミサイルの長さ(射程距離)に関係なく、そこに核を搭載すればそれは我々に対する核の脅威と核攻撃になる」と語った。
つづけて「北朝鮮の核攻撃をあらかじめ防ぎ、それにもかかわらず北朝鮮が誤った判断をするなら、核攻撃をいかに早期に確固として制圧するかが “拡大抑止”だ」と語った。
キム次長は15日に開かれる第2回NCG会議で、対北核抑止強化のための具体的な方案を協議する。
米韓NCGは、ことし4月のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領による国賓訪米を機に開かれた米韓首脳会談で合意されたワシントン宣言の後続措置であり、核および戦略企画と北朝鮮の攻撃への対応に関する指針を含めた両国間のアプローチ法を協議し前進させるにおいて中枢的な役割を果たすため、去る7月にソウルで第1回会議を開き、年内の第2回会議開催に合意していた。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96