【厳選プレイリスト】イントロに心をつかまれる、K-POP隠れた名曲特集

LE SSERAFIM「Flash Forward」
　韓国ガールズグループ「LE SSERAFIM」が2023年にリリースした、アルバム『UNFORGIVEN』の収録曲。未来に起こるシーンを最初に見せてくれる映画技法「Flash Forward」がテーマとなった曲で、「やらない後悔よりやる後悔」と軽快にそれでいて高らかに歌ってくれる彼女たちにどこまでもついて行きたくなる。シーンが浮かび上がるようなイントロのシンセサイザーの音に注目。

BAEKHO「What are we (feat.PARK JIWON)」
　韓国ボーイズグループ「NU'EST」出身で歌手の「BAEKHO」が2023年にリリースした、シングル曲。韓国ガールズグループ「ftomis_9」のジウォンがフィーチャリングしたこの曲は、定義するのが難しい男女の関係について語った楽曲。明るいサウンドなのに、どこか曖昧さが感じられる。

IU「Flu」
　韓国歌手「IU」が2021年にリリースした、アルバム『LILAC』の収録曲。K-POPのヒットメーカーであるライアン・ジョンが編曲したこの曲は、ウィットに富んだ遊び心のあるイントロがとても印象的。きっと初めてのサウンドに心踊る人も多いはず。

スジ「HOLIDAY (Feat. DPR LIVE)」
　韓国ガールズグループ「MissA」出身で女優としても活躍している「ペ・スジ」が2018年にリリースした、アルバム『Faces of Love』のタイトル曲。ミニマルなビートの上に感覚的なメロディーが風に吹かれたように流れていくR&B曲。国内外で人気の韓国ラッパー「DPR LIVE」がフィーチャリングしたこの曲は、どこか洋楽ぽくもあり、K-POP特有のノリの良さとオシャレが混ざり合わさっている。

DAY6「Time of Our Life」
　韓国バンド「DAY６」が2019年にリリースした、アルバム『The Book of Us : Gravity』のタイトル曲。強烈なバンドサウンドが特徴的な彼らだが、その魅力が前面に引き出されていながら、美しいメロディーでリスナーを「青春映画」の主人公へと早変わりさせてくれる。イントロのピアノのアルペジオは、原題「1ページになれるように」のように本の最初のページをめくった感覚になるようなトキメキが感じられる。